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311 備忘録

03-11,2015

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記憶というのは
はかないもので

どんなに激しく
感情がゆさぶられても
心がふるえても

時間とともに

激情は収まり

思い出の
細部は滲み
輪郭は曖昧になってくる

忘れたくないこと
忘れてしまいたいこと
忘れてはならないこと

震災の記憶は
いろんな想いが絡みあう


被災地では
それぞれに
いろいろな気持ちで
今日を迎えています



わたしも

石鹸にまつわる
震災の記憶を書いておきたいと
思います


ライフラインが途絶え
寒さに震え
余震に怯えたあの時

ホコリにまみれて
片づけに追われても
満足に手も洗えず

何日間もお風呂にも入れず

・・・・

ライフラインが復旧し
久々に入った
お風呂の気持ち良さと言ったら

うぅぅ~~~
と、唸ってしまいました。

石鹸の泡が優しくて
ほんのり精油の香りが
緊張をほぐしてくれた

ポンプ式の
合成香料の液体洗剤では
決して得られない

癒し

あの日のお風呂は
忘れられません

石鹸のぬくもりが
忘れられません

植物のエネルギーが供給されて
細胞がプクプクと
息を吹きかえし

生きかえりました。



・・・・


そして
汚水のこと

仙台の蒲生という地区にある
かつて湿地帯だったエリアに
下水処理場があります

この下水処理場が壊れ
汚水が噴出し
近隣の住宅は悪臭で
生活に支障が出ていました

TVのニュースでは
「化学合成洗剤は、微生物が分解できず
 ヘドロとして溜まり悪臭を放つので
 洗剤の使用は避けてください」
と、繰り返しの報道

いつも石鹸の講座でお話していること

手作り石鹸は
排水を微生物が分解して
生態系に負担をかけない

そして

生活雑排水が
水質汚染の
最大の原因になっていること


ちょうど
プレーンな精油フリーの石鹸があり

仙台市内の会員の皆さんにお配りしました
精油フリーですので食器も野菜も洗えます


このころ
CMはずっとACのCMでしたが

こんな時じゃなければ
スポンサー(洗剤メーカー)に気兼ねなく
はっきりと物事を言えないのですね


津波で打ち上げられたヘドロは乾燥し

瓦礫を片づける際に
ホコリの微粉末に含まれる化学物質が原因で
作業員の肺炎が増えたと報道されていたことも

もう

みんな
忘れてしまっているのでしょうね
・・・

東南海沖で地震が発生した場合の
津波のシュミレーションで

真っ黒な波が想定されていましたが
海底のヘドロが
すごいことになっているようです


私たちが出し続けたヘドロに
逆襲されるよ―!!
逃げろ―!!





・・・・だから

今日も石鹸を創り続ける。

















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