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正藍冷染

11-20,2014

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宮城県栗原市
栗駒山の麓
文字地区で
代々農業を営みながら

現存する
日本最古の藍染め技術を保持する
千葉まつゑさん(宮城県重要無形文化財)
の、工房を訪ねました。

前年に種取りした
藍種を蒔いて
藍を育て

葉を摘んで藍玉をつくり
乾燥、貯蔵して

染水をつくるのための
藍だてという工程を
自然の温度で発酵させるというのが
特徴だそうです

このような
繊細な
気の遠くなるような
工程を経て
麻布を染める

現在は行っていませんが

繊維となる
麻の栽培や
養蚕
機織りもしていたと言います

千葉家に伝わる
在来種のちぢみ藍は
明るい藍色に染め上るように思います


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染めに使う木桶

かつては
日本各地で行われていた藍染も

化学染料の輸入や
衣料の増産で
大量生産
大量消費の時代になり
風前の灯・・・


工房に鎮座する藍神様
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愛染明王様です

工房に入ると
一番最初に手を合わせるそうです

私も
手を合わせました
背筋が伸びます

仕事とは
このように始めるべきですね

まつゑさんの先々代
あやのさんは
人間国宝です

あやのさんの言葉が
石碑になっていました

「・・・・
 藍神様から授かった
 この仕事は
 苦労な仕事ですが
 私にとっては
 楽しい仕事でありす
 ・・・・」

仕事は授かりものという
清々しい想念が感じられます



工房には
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先代、先々代の写真が



伝統を守り
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高い技術を維持するには

毎日が

淡々と
すべき作業の繰り返しなのでしょうね




工房の前に流れる二迫川
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染めた布をここで洗います

染めた布は
桶から上げてすぐ
水で洗うと

さーっと
ブルーが発色されるそうです




二迫川に佇む真野響子さん
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この着物が
来年の栗原「吊るし雛」の催しに
展示されるそうです


・・・・


まつゑさんの
穏やかな口調と
優しいまなざしの中には
強い信念も在りました


美味しい
お漬物と豆の煮もの

愛猫ななちゃんにも
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おもてなしいただきました~


ななちゃん
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けっこうメディア露出してます(笑)



今回の訪問は
藍農家のための
Worker,s soap をお届けするため。

作業の汗をサッパリとして
いつまでもお元気で

貴重な技法を
後世に伝えていただけますよう



まつゑさんの藍染のブックカバーと藍の葉
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かつて
着物デザイナーの宇野千代さんが

「着物に限らず
 良いものに出会った時に
 人は
 思わず静かになるもの」

と、言っていました。

まさしく
静かに
深く愛していけそうな風情のブックカバーです

静かなものを見つけるために
訪ねたのかもしれません





Japan blue
日本人の味わいです。













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