上野の森へ

06-08,2014

経絡


観たい~っ!
と、思いつつ
何度か上京しているものの
時間が取れず
会期が終わりそうでソワソワしていた
「医は仁術」

行くには行けましたが
やはり
時間があまり取れず
流し観でした。

フラッシュOFFでなら
撮影許可ということで

江戸医術の
黎明期の様子を
少しご案内してみま~す


歌川国芳の浮世絵
医者藪
藪医者を風刺しています。

歯の痛みは全部抜いて
総入れ歯にすれば生涯痛まぬ

ですって。笑

最近も
似たようなお考えの
外国の奥方がいましたね?


江戸時代の入れ歯
入れ歯
日本では
西洋より早く
入れ歯を作っていました。
材は
狂いが少なくなじみの良い柘植です。


派手な色使いの
この絵は
?
舌診図
隣に少し見える
唇の診断図


ここから・・・
恐くなります
頭部外科手術
漢方の医術の日本へ
蘭方の医術が入ってきて。

頭部の外科手術の解説書です
この紙質と製本が
とても味わいがあり

めくりたい
指がウズウズ。


浮世絵ですと
浮世絵頭部手術
こんな感じに。



いよいよ日本でも解剖が始まります
解剖
あまり刺激のないものを載せてみました。
お腹を開くと
こうなっていた
と、脇に飛び出す工夫?



こちらは
御典医の薬箱
医御てん
蒔絵が素晴らしい
匙は鼈甲のようです。



華岡青洲の手術道具と使いかけの薬
華岡青洲
華岡青洲は
世界で初めて
全身麻酔で乳癌の手術をしたという人です

つい最近まで使っていたかのような薬箱でした。


「医」は本来
思いやりを基として
気配り
気遣い
のかたちが洋の東西を問わず
基本でした。

平和な江戸時代においても
人々が
安心して社会生活を営めたのは
「医は仁術」という
「和魂」があったからだといいます。

「和魂漢才」
「和魂蘭才」
と言って
漢と蘭の医術を「仁術」へ

日本の医術には
日本人らしい精神性が備わって

さらに
「養生」という考え方が
定着していきました。

広辞苑によると
「養生」とは
・生命を養うこと
・健康であるよう注意すること
・病気の手当てをし、保養すること

だそうです。

今どきの
サプリメントブームや
健康情報過多
みたいなものも
あったのでしょうね。

でも
「和魂」
という概念が含まれているのには

診断は触診と望診
薬も原材料から調達し
手作りで一から作り
医学書もすべて写本

よほどの熱意がないと
病気
病人に
対峙できなかった時代です

すべてに
多くの人との関わりや
たくさんの手
が、必要だった時代

そこに
「和魂」=日本人の民族性が
宿らない道理がありませんね。

「養生」という響きには
広辞苑の意味以外の何かが
含まれているように思います。



医学の祖ヒポクラテスと薬学の祖神農
ヒポクラテス、神農
小学低学年の子供から
医学生
作務衣の年配の方
・・・

幅広い年齢層
多様な人たちが
興味深げに観覧する様子も
面白く感じました。



もっとしっかり観たかったな
医は仁術






6月15日まで
です。



おまけ
上野に行く楽しみ~!?











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COMMENT

役者こはるちゃんとのユニークでハイセンスな
ブログ、いつも楽しみにしております。
ほんと、楽しく生きてる感が素敵です。

だって、いつもご馳走がいっぱい!こんな風に
石けんまで、食べることができそうな風合い
たまんないなあ〜

このセンスは生きるヒントになりますよ。ほんと!!
2014/06/30(月) 11:16:45 |URL|冬に生まれた、冬子 #- [EDIT]


冬に生まれた、冬子さん

嬉しいコメントを、ありがとうございます~。

「劇団子犬」出身のこはるです!?(笑)
良い役者のおかげで、なんとかブログを続けられております。

石鹸は江戸時代、徳川家康が薬として内服していたようです。
食べることはおススメできませんが~。

楽しみにしていただき、励みになります。
間が空きますが、徒然に綴ってまいりますので
今後ともご訪問いただければ嬉しいです~。
2014/07/01(火) 23:11:36 |URL|香房の主 #- [EDIT]

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