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医(衣)食同源

09-18,2016


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これは「紅餅」と言って
紅花染用に発酵させた紅花を
乾燥させたものです。

友達に便乗して
最上紅花染体験してきました^^v

紅花を紅餅にするまでの工程は
気が遠くなるような手間のかかる作業

発酵によって染料をつくるのは
藍染も同じです

染料をつくる知恵と技術
手間数の多さには

どちらも驚くばかり



山形県の最上地方は
日本でも少ない紅花の産地です

今回お邪魔した「鈴正」さんは
紅花染師の鈴木孝男さんの工房

鈴木さんは
「うさと」コレクションにも紅花染を提供しています


お気軽に染体験できるところじゃない!
と、気付いたのは

染めてから。




以下


まだ
お気軽気分だった風景


紅花染は
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寒染だと色が冴えるそうで

まだ気温が高い今は
染液をキンキンに冷やしてあります




紅餅を水に漬け
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柔らかく戻す花漬けの工程



こうして染料をつくるのですが
溶媒として「烏梅(うばい)」の汁を入れます

紅花(こうか)も
烏梅(うばい)も

漢方の食薬なんです!!

これは身体に良さげ~


「舐められるよ」
と、教えてもらい

モチロン舐めさせていただきました



染めていると
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肌がツヤツヤになり(染液に触れたところ)
身体が温かくなってきます

顔洗いたくなりますね
と、言ったら


過去にいたそうです
ツワモノ


紅餅ひとつで
一反の布が染められるそうです

ひとつの紅餅のお値段は
値段をを知ったら
泥棒が紅餅狙うだろう・・・
という価格でしたよ


そんなことも知らず

黄ばんできたTシャツ染めたい~と・・・
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いいかな~

なんて・・・

怪訝そうな友達を差し置いて

鈴正さんに
これいいですか?
と、宇宙人全開なお願い(爆)



どんな色にしたい?
っておっしゃるので

少しオレンジが入るといいな~

なんて。

下地に
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ウコン染してからの





紅花染
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鈴正さんスペシャル☆


友達・・・

あのー
贅沢すぎるんですけど

紅花染って
そういう使い方じゃないと思うんだけど

と、言いたかったようだ





こちらは鈴正さんが大麻布に染め付けたもの
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右が8回染、左が6回染

ちらりと写る
染師の鈴正さんの
腹巻に注目してみてください

紅花染です

寒染は身体が冷えるので
いつもこの腹巻をしているそうです


紅花染は身体を温めるのです


そして
お腹を温めることは
身体全体を温めるのですが

婦人科系疾患の方に
腹巻、好評だそうです



と、いうわけで

こうか(理血)
うばい(固渋)← 青梅の燻製
うこん(活血)


これで染めた衣服は
血液を綺麗にし
血流を促して

身体が温かくなる衣服になるんですね



着せたいワンコがいるわ・・・
犬かい!! ← はい。自分でツッコミます。


私のTシャツのお古は
こはるの何かになりそうです

こうして
何でも大切に使いきれたらいいですね☆




紅花染は

手間はかかるし
高価で貴少なものだけど



医食同源は
衣食同源でもあり

手にしておきたいひと品です



こんなものを身に着けていた
昔の人の美意識と叡智に
惚れちゃうのでした~


























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