猫の髭

09-10,2017


IMG_3168_convert_20170910202038.jpg

ピンと飛び出した雄しべが
猫の髭のような

「猫の髭」



ふらりと立ち寄った
花屋の店先で見つけました

清楚で個性的

雄しべの先っぽに
IMG_3167_convert_20170910211542.jpg
ポツリと濃い紫をあしらって
なかなかのオシャレさん

この

ほんのかすかな差し色
紫のポチが

花全体に気品を持たせているのだわ

と、見入ってしまう

・・・・。 




この植物には
「クミスクチン」という名前もあります

クミスクチンは
マレー語で猫の髭という意味だそうな

・・・・


グァバ、ウコンと並ぶ
沖縄3大薬草のひとつで

腎虚証のペットに薦めることが多いハーブですが
人用のお茶ですので
濃度や与え方は注意が必要です。


晩秋~冬に向かう時期は
腎、膀胱が養生のキーワード


我が家でも
こはると一緒に

養生のひとつとして
欠かせない薬草となります





美しい
IMG_3156_convert_20170910201755.jpg
見ていて飽きません


花は次々と咲きますが
散りやすく

鉢の周りに
ポロポロと白い花が落ちます

花、葉、茎
すべてお茶になりますので


散ってしまう花が名残惜しく
IMG_3183_convert_20170910202119.jpg
捨てずに水に浮かべ
日に当ててみました


花のエネルギーを転写させたお水
丸く甘い水となりました






もう少し
目で楽しんでから
刈り取って乾燥させて

お茶にしようと思います





ひと足早く
冬の準備はじめてます☆

















スポンサーサイト

名も知らぬ職人

08-22,2017


IMG_3119_convert_20170822173612.jpg

職人がいなければ
社会が回らなかった時代

そんな時代の

名も知らぬ職人が作った建具が大好きで

石鹸ルームのガラス戸は
こんな感じ。


IMG_3117_convert_20170822173430.jpg
大正時代の色ガラスが

お気に入り




市松に嵌め込まれた
IMG_3125_convert_20170822173846.jpg
ダイアガラスと
ゆらゆらガラス



腰板の部分には
IMG_3126_convert_20170822173916.jpg
ほぼ同色で馬の絵が。



桟の縁は面取りされていて
IMG_3145_convert_20170822174327.jpg
朱色が乗っている



こちらは
昭和初期のガラス戸


粋で凝っていて
遊び心があって

何より
手が込んでいる。




工業製品では出せない味わい

人の手
人の感性

それが当たり前だった時代の

名も知らぬ腕の良い職人たちの仕事を
少し感じながら


仕事をしています。






玄関ではパタパタ下駄箱が
IMG_3130_convert_20170822173720.jpg







IMG_3132_convert_20170822173756.jpg
パタパタお出迎え



こちらは

素朴な杉板の風合いが好いんです

今の時代のような
高級木材は使わずに

簡素で手軽に使ったであろう下駄箱




パーツの古ぼけ具合が
IMG_3137_convert_20170822174006.jpg







IMG_3139_convert_20170822174034.jpg
また好い




建具を
今の住宅サイズに嵌め込んでくれた大工さんが
カッコ良くって

どうカッコイイかというと
粋でこだわり職人

古い大工道具が好きで
錆びて使い物にならないのやら
壊れたものなど

自然と集まってくるようになったと言う

錆びは
磨けば

中から
今の技術では
到底鋳ることができないような
素晴らしいハガネが出てくるというし

壊れた道具は
直しながら
昔の人の高い道具造りの技術が
分かるという


ステキだ!!



私の石鹸の型出しを見て
「そんなの使ってちゃだめだよー!」
と。
IMG_3142_convert_20170822174252.jpg
型出し台をプレゼントしてくれた

正目の美しい木目と木肌
面取りしてある優しいフォルム


安心して
長く愛せる仕事のパートナーを
作っていただきました☆







今日も手仕事



明日も手仕事



名もなき
石鹸職人。







よもぎ饅頭のような
IMG_3140_convert_20170822174104.jpg
よもぎsaponetta 






お客様からのオーダーです。














蟠桃(バントウ) + お知らせ

08-11,2017


IMG_3084_convert_20170807235104.jpg

たまに立ち寄る産直で
「蟠桃」なる平べったい桃をみつけました

おススメコラムとして

「孫悟空が食べた桃
 楊貴妃が好んだ桃」

「栽培が難しく
 栽培農家が少ない」

そして一番グッとくるのが
桃の「原種」だということ♪

「原種」とか
「在来種」に

弱いのよ~ん(((笑)))

何故かって?

植物は本来

その土地特有の
ミネラルや気候など

それによって自生するのが当たり前で

だからこそ

その植物の命をいただく動物たちも
育まれる

原種や在来種には
そんな遺伝子が残されています

まぁ
本来の食べ物と言ったところでしょうか?

・・・・

今は季節や気候の変動があっても

一定の?安定した?収穫を得て
食味を良くするための農業で

品種改良や
遺伝子操作が当たり前ですね

本来の形の食材から離れたことが
アレルギー多発の一因とも言われています

原種や在来種は風前の灯

特にTPP政策の導入には
在来種シードバンクの必要性を感じます


危機的な日本の「原種のタネ」

と、いうわけで中国原産の桃ですが
蟠桃、もちろん購入即決!!


これが美味しいの~

瑞々しく果肉は繊細
香りは口に含んでから鼻に抜ける感じ

最後に鼻の奥に
少しフローラルな香りが残ります

皮は薄く
「皮ごと食べられる」と書いてありましたが
少し邪魔な食感だったので剥きました

とても剥きやすい皮で
指先でスルリと剥がせます

美味しい桃にたどり着くまでの
桃の皮を剥く時の小さな手間が

無い♪



楊貴妃が好んだ桃
とてもお上品☆

仙果とも言われ
不老長寿の果実だそうです。




ハイエナがうろついている
IMG_3088_convert_20170807235134.jpg
残骸が落ちてくるのを狙っています

怖い怖い。


・・・ハイエナにもあげましたが^^;





===================

         ~お知らせです~


・8月の季節の石鹸は完売いたしました。
 ありがとうございます。

・わん香 石鹸 Cool は欠品中です。
 次回仕上がりは今月(8月)末予定となります。

・9月の季節フリー分石鹸のご予約も残り僅かとなっております。



宜しくお願いいたします。















湿邪退散!

07-30,2017


IMG_3079_convert_20170730200946.jpg

まとわりつくような湿気

東北の海も
このところの猛暑で
海水温が上昇していて

この時期来るはずのない
台風が近づいているせいか

もーぉぉぉーーー!!(牛ではありません)
蒸し蒸しが止まりません


ココロにも身体にもカビが生えそう!
重だるい方が多いのではないでしょうか?

こんな時こそ食養生。

ピリッと辛いものは
湿邪を飛ばします

と、いうわけで
この時期よく食べるのが
「納豆キムチ冷麺」

盛岡出身の友達が
随分以前に

「納豆キムチ冷麺、お店のメニューに何故無いんだろう
 すごく美味しいのに絶対ヒットするのに・・・」

と、呟いていて

何々???
納豆キムチ冷麺!!!

と、作ってみてから大ハマり☆


五味の「辛」は秋の食薬になりますが
実は「湿邪」を飛ばすのも「辛」なのです

薬味の大葉や茗荷も「辛」・「温」です
発汗の調節をしてくれて「脾」「肺」を強化します

ですので

時々
冷麺にトッピングします


ポツポツと漢方講座をしていますが

帰経「脾」「肺」と言ったら・・・
何故「湿」を飛ばすのか?

ご受講の方お分かりですよね・・・。



納豆キムチ冷麺
スープがとろりと絡んで旨い~♪


・・・養生のつもり。




喜乃茶には
IMG_3076_convert_20170730200912.jpg
陳皮をブレンドしています

巡りを良くして
体内の不要な水分を排出します


日々養生で

今のところ
重だるさも無く快適に過ごせています^^v


・・・今のところですが^^; (←これ以上長期続くと自信無し?)






ワンコも
もちろん食養生をしていますが

イチバンは湿気が籠った皮膚と被毛

雑菌が繁殖しやすくなり

臭くなりやすかったり
皮膚トラブルが増えます

日々

精油の抗菌
抗真菌効果をご活用ください

使うと使わないでは
全然違いますよ~♪







オーダーワンコ石鹸 / オリジナルレシピ
IMG_3083_convert_20170730201015.jpg
製作中~!
























絵本美術館

07-18,2017


IMG_2955_convert_20170716205349.jpg

知る人ぞ知る
福島県いわき市の「絵本美術館」

招待状をいただかないと入館できない美術館
招待なので入館料は無料です

いわき駅でタクシーに
「絵本美術館」まで・・・

と、言っても

地元の方でも
そこがどこなのか
分からない方が多いそうです。


建築家安藤忠雄氏の設計による美術館

ご覧ください


・・・・


IMG_2949_convert_20170716205442.jpg




読書スペースの窓の向こうは
IMG_2953_convert_20170716205205.jpg
美空ひばりさんの名曲「乱れ髪」に歌われる
塩屋崎灯台





IMG_2984_convert_20170716210848.jpg






IMG_2959_convert_20170716205810.jpg





IMG_2952_convert_20170716210807.jpg







IMG_2997_convert_20170716210108.jpg





天井裏のような読書スペース
IMG_2966_convert_20170716210729.jpg
太平洋が一望できます




何か企んでる
IMG_2980_convert_20170716205935.jpg
鼻がハートの猫





童話って
IMG_2978_convert_20170716205852.jpg
シュール





金沢の21世紀美術館と同年に
IMG_3002_convert_20170716210152.jpg
建築家協会賞を受賞しています





たくさん書きたいことはあるけれど

ここが
福島第一原発の近くであること

この美術館は個人の思いが具現化したもの

美術館を作ったご本人は
子供たちが大好きで
原発が大嫌いで
原発事故の前年に亡くなられたこと


・・・


こんな哀しい現実を観たくなかったのか?

現館長さんから

偶然

そんなお話をお聞きすることができた




美しい塩屋の岬
IMG_3007_convert_20170716210955.jpg



その他にも

美術館の運営のお話を聞き


どんなことに巻き込まれても
人の心を豊かにすることを忘れない


豊かさは「心」に持つもの





自然の美しさも
建築の素晴らしさも

際立たせるのは

人の想いと
行動なのだなと






館のとてつもない
懐の深さを感じたのでした